2021年を振り返る。
2021年もあと数時間で終わり。
件の感染症における情勢も落ち着きを見せ始め、イベントなども少しづつ復活し始めた一年。まだ油断はできないけれど、このまま終息に向かってくれることをただ祈ることのみ。あと給付金ください。
さて、そんな中で七々銀さんの2021年はほぼ『プリキュア』と『遊戯王OCG』に集約される1年だった。
『トロピカル~ジュ!プリキュア』はストーリーもキャラクターもとにかく魅力的だし、キュアコーラルが兎に角可愛い。
「今、いちばんやりたいことをやる!」というテーマがものすごく自分の中で響いているのもあって歴代プリキュアの中でも特にハマった作品だなと。
おまけに一番好きなプリキュア『ハートキャッチ!プリキュア』が『トロプリ』の映画で共演したのは嬉しいサプライズ。素敵なストーリーだったし、観に行って良かったなぁ。
さらにはMXで『ハトプリ』と推しのキュアセレーネが登場する『スター☆トゥインクルプリキュア』の2作が再放送され、週3でプリキュアをテレビで見ているという。
プリキュアの過剰摂取では?と思えるくらい2021年はプリキュアにどっぷりだった気がする。
遊戯王は件の情勢が緩和に向かいはじめたおかげで対戦する機会を多く作れるようになったのが大きいなあ。
月に1~2度、友達と集まってデュエルするのは本当に楽しかったし、大会やYUDTにも参加し、見知らぬ相手や未知のデッキと対戦する機会もあり非常に充実していたと思う。
《アロマセラフィ-ローズマリー》を活躍させたいと思い、デュエルする度にデッキを更新し試行錯誤を繰り返した。
《閃刀姫-レイ》と共にガチの環境に挑みたいと望み、最前線のデッキを研究し、大会に飛び込んだ。
遊戯王をやり始めて長いけど、カジュアル面とガチ面の両方でここまでのめり込んだのは今年が初めてだと思う。
そのどっぷりのめり込んでいるところに、ここぞとばかりに琴線に引っかかる新テーマやカードを次々出てくるというね。
《守護天霊ロガエス》や《勇気の天使ヴィクトリカ》など魅力的な金髪キャラ。【エクソシスター】という性癖ぶっ刺さりなテーマ。さらには《閃刀起動-リンケージ》というイラストも効果も最強な閃刀姫新規……いやぁ、散財しましたねぇ。
とまあ、今年は好きな趣味が非常に充実していたという点に関してはかなり良かった一年だった。
さて、今年を振り返る上で欠かしてはいけない出来事。
祖母が亡くなった、ということ。
苦手な人間だらけの親族で唯一、大好きだった祖母の訃報。祖母以外の親族とは会いたくないと思っていたので、最初は葬儀に行くのすら躊躇いがあった。
悩んだ末、葬儀に顔出したけど、行ってよかったと思う。ばあちゃんとの最後の別れをきちんとすることができたから。
けど、他の親族とはもうこれきりで良いかなぁ……とも。
弟が結婚し、年末に両家の顔合わせをするからと誘われたのだが、断りの連絡を入れた。行ったところで虚無感に溢れるだけだし、トゲのある言葉を向けられるのは想像に難くないので。
そもそも弟は今年の初めに結婚したらしいのに、祖母の葬儀で直接会う機会までいっさいの連絡がなかった。
弟にとって自分は「どうでもいい存在」に思われているんだろうなぁ……と。顔合わせに不参加、と言う連絡をしても無反応だったし、つまりはそういう事なんでしょう。
久しぶりに会った母も弟も表向きは親しく接してきたけれど、母からは「私の支配下に戻って欲しい」という感情しか伝わって来なかったし、弟は「どうでもいい奴だけど、一応兄だしまあ」みたいな冷たさを感じてしまった。
彼らとは今後、必要性がなければ会う事はないと思う。
親族に関する感情やわだかまりは全部、2021年に置いていこう。
最後に、ずっと頭の中で燻っていた創作活動について記して〆たいと思う。
結局今年はコレ!と言う物を作らないまま終わってしまった。
造形とか小説とか、やりたいネタが浮かんでちょっと手をつけてみたりはすれど、すぐに燃え尽きてしまう日々。
自分だけ何も創作活動をやっていない焦燥感。
完璧主義をこじらせハードルばかり高くなっていく辛さ。
もう昔みたいに創作活動はできないんだろうなぁ……と悩み続けてきた日々。
創作活動をしていない自分に価値はないんだろうなぁ……と思う毎日。
結局のところ、こうやって悩んでるってことは「創作活動をやりたい」と心の底で思っている。ということなんだよね。
気が付けば「あのキャラを立体で作りたい」「こんなストーリーは面白そうだ」と頭の中で空想を広げているのは変わらないわけだし。
友達と会って話しているときも自然と「こういうものを作りたいんだよね」と出てくる。
頭の中で、夏海まなつが語りかける。
「今、いちばんやりたい事は何?」
2022年は、自分のやりたいことをやっていける一年にしよう。