黎明日和

気の向くままに、書きたい事を。

自分の可愛いを信じる。

ここまで情緒が不安定になるプリキュアのバトンタッチ時期が今まであっただろうか…

 

『トロピカルージュ!プリキュア』を一年通してずっと推しているのは今更言うまでもないんだけど。

物語も佳境に入り、例年通りに行けば二月から始まる新しいプリキュアとの交代が頭をよぎるようになるこの時期。否応なく終わりが近づいているんだと実感させられる。

 

プリキュアシリーズは『スマイルプリキュア!』からほぼ継続して毎週の放送をテレビで見ているのだけど、一つのシリーズが終わってしまうことがここまで寂しく、後ろ髪を引かれるような気持ちに駆られ続けているのは間違いなく『トロプリ』が初。

 

ずっと『トロプリ』を見ていたい、『トロプリ』の最終回を永遠のあとまわしにしてほしいとすら思いながら、先週の『トロプリ』を見終わった直後。とうとう次作『デリシャスパーティプリキュア』の予告が流れる。ああ、新しいプリキュアの特報が流れる時が来てしまったかと、などと思いつつ予告を見る。

 

キュアプレシャスめちゃくちゃ可愛いな?????

 

完っ全にやられましたね。

主人公の和実ゆいが美味しそうにご飯を食べるシーンと、和実ゆいがキュアプレシャスに変身する一連のシーンが流れたんだけど、そのシーンだけで完全に引き込まれた。

キュアプレシャスのデザイン自体が、自分の好きなポイントが抑えられているからだと思うんだけどそれ以上に、懐かしい気分を感じたんですよね。

プリキュアではかなり珍しく和装のデザインを取り入れた、新鮮なデザインなのにどこか懐かしく、安心感があるような雰囲気だというのが第一印象。

一昔前の、それこそ好きなアニメキャラが増えるたびに『俺の嫁』と言っていた時期のアニメみたいな雰囲気をどことなく漂わせてるからかなぁ……

『デパプリ』に関しては先日の『トロプリ』終了後の予告動画が流れるまで、タイトル以外の情報が全て伏せられていたのでインパクトが余計に大きかったのもあるんだけど。

 

というわけで、『デパプリ』が楽しみという期待と、『トロプリ』が終わってしまう未練が自分の中でぶつかり合ってとんでもなく情緒不安定な気持ちを抱えてしまったのだった。

 

ただ、こういう事言うと「あんだけ『トロプリ』好きだって言ってたくせに新しいプリキュアが出たらあっさり乗り換えるのか」とか、言われてしまうような気がしてしまうんだよね……

こう思ってしまうのも、昔からちょくちょくそういう事を言われてきたからかなぁと。

新作アニメのあのキャラが好きだというと「ニワカだ」と言われ、「毎回一番人気のキャラに引っかかってるな」と茶化される。もっと酷いときは作品そのものをバカにされたことすらあった。

言った当人は冗談のつもりだったかもしれないけど、コレが自分でも驚くくらい深く心に残ってしまってるんだよね……

もっと遡ると、アニメや漫画を好きだという気持ちそのものを事あるごとにバカにされながら育ってきたなぁと。親族からも散々言われたし、小中学校のクラスメイトはアニメを好んで見ている方が少数派だったし。

表向きはそれこそ『○○は俺の嫁』とTwitterでおおっぴらに書き込んでいたりしているのだけど、内心はバカにされるんじゃないかとヒヤヒヤ思っていたのし、長年そんなしこりのようなものを抱えて生きてきた。

 

長年抱えてきたそんな思いがようやく氷解しはじめたのが、『トロプリ』のキュアコーラルこと、涼村さんごの言葉がきっかけだった。

 

当初のさんごは周りの目線を気にするあまり、自分の「好き」を主張できない子だった。けれど、まなつやローラと出会い交流したことでちょっとずつ変化が起こり始める。

初めてキュアコーラルに変身し、彼女は「私は私を信じる、これが私の可愛いだから」と叫ぶ。

このシーンを見た時、凄くハッとした。

自分の好きなものは、好きだと信じていいのだと。

 

その後もさんごが、自分の「可愛い」を信じ、主張し、やがて自分のやりたい事を知っていく姿を『トロプリ』の中で一年通して描かれてきた。

「自分の好きなものは好きなままでいい」という言葉はいろんな場面や本、それこそこれまで見てきたアニメ作品の中にも何度も出てきたと思う。

それでも、さんごの言葉がそのどれよりも深く残っているのは、『トロプリ』という作品の持つパワー故なのかなぁとも。

 

キュアコーラル、涼村さんごに出会ってから「自分の『好き』がバカにされるかもしれない」と思い悩むことは格段に減ったと思う。

 

好きなものは、好きのままでいい。可愛い、カッコいい、好きだと感じたその感情はそのまま信じていい。

新しい『可愛い』が増えてもいい。それによって今まで好きな『可愛い』が消えることはないのだから。

 

キュアコーラルが好きなまま、キュアプレシャスを好きになればいいじゃない。

今になってようやく、自然とそう思えるようになってる自分に自分でも驚いてる。

2021年を振り返る。

2021年もあと数時間で終わり。

件の感染症における情勢も落ち着きを見せ始め、イベントなども少しづつ復活し始めた一年。まだ油断はできないけれど、このまま終息に向かってくれることをただ祈ることのみ。あと給付金ください。

 

さて、そんな中で七々銀さんの2021年はほぼ『プリキュア』と『遊戯王OCG』に集約される1年だった。

 

『トロピカル~ジュ!プリキュア』はストーリーもキャラクターもとにかく魅力的だし、キュアコーラルが兎に角可愛い。

「今、いちばんやりたいことをやる!」というテーマがものすごく自分の中で響いているのもあって歴代プリキュアの中でも特にハマった作品だなと。

おまけに一番好きなプリキュア『ハートキャッチ!プリキュア』が『トロプリ』の映画で共演したのは嬉しいサプライズ。素敵なストーリーだったし、観に行って良かったなぁ。

さらにはMXで『ハトプリ』と推しのキュアセレーネが登場する『スター☆トゥインクルプリキュア』の2作が再放送され、週3でプリキュアをテレビで見ているという。

プリキュアの過剰摂取では?と思えるくらい2021年はプリキュアにどっぷりだった気がする。

 

遊戯王は件の情勢が緩和に向かいはじめたおかげで対戦する機会を多く作れるようになったのが大きいなあ。

月に1~2度、友達と集まってデュエルするのは本当に楽しかったし、大会やYUDTにも参加し、見知らぬ相手や未知のデッキと対戦する機会もあり非常に充実していたと思う。

《アロマセラフィ-ローズマリー》を活躍させたいと思い、デュエルする度にデッキを更新し試行錯誤を繰り返した。

《閃刀姫-レイ》と共にガチの環境に挑みたいと望み、最前線のデッキを研究し、大会に飛び込んだ。

遊戯王をやり始めて長いけど、カジュアル面とガチ面の両方でここまでのめり込んだのは今年が初めてだと思う。

そのどっぷりのめり込んでいるところに、ここぞとばかりに琴線に引っかかる新テーマやカードを次々出てくるというね。

《守護天霊ロガエス》や《勇気の天使ヴィクトリカ》など魅力的な金髪キャラ。【エクソシスター】という性癖ぶっ刺さりなテーマ。さらには《閃刀起動-リンケージ》というイラストも効果も最強な閃刀姫新規……いやぁ、散財しましたねぇ。

 

とまあ、今年は好きな趣味が非常に充実していたという点に関してはかなり良かった一年だった。

 

さて、今年を振り返る上で欠かしてはいけない出来事。

祖母が亡くなった、ということ。

苦手な人間だらけの親族で唯一、大好きだった祖母の訃報。祖母以外の親族とは会いたくないと思っていたので、最初は葬儀に行くのすら躊躇いがあった。

悩んだ末、葬儀に顔出したけど、行ってよかったと思う。ばあちゃんとの最後の別れをきちんとすることができたから。

 

けど、他の親族とはもうこれきりで良いかなぁ……とも。

弟が結婚し、年末に両家の顔合わせをするからと誘われたのだが、断りの連絡を入れた。行ったところで虚無感に溢れるだけだし、トゲのある言葉を向けられるのは想像に難くないので。

そもそも弟は今年の初めに結婚したらしいのに、祖母の葬儀で直接会う機会までいっさいの連絡がなかった。

弟にとって自分は「どうでもいい存在」に思われているんだろうなぁ……と。顔合わせに不参加、と言う連絡をしても無反応だったし、つまりはそういう事なんでしょう。

久しぶりに会った母も弟も表向きは親しく接してきたけれど、母からは「私の支配下に戻って欲しい」という感情しか伝わって来なかったし、弟は「どうでもいい奴だけど、一応兄だしまあ」みたいな冷たさを感じてしまった。

 

彼らとは今後、必要性がなければ会う事はないと思う。

親族に関する感情やわだかまりは全部、2021年に置いていこう。

 

 

最後に、ずっと頭の中で燻っていた創作活動について記して〆たいと思う。

結局今年はコレ!と言う物を作らないまま終わってしまった。

造形とか小説とか、やりたいネタが浮かんでちょっと手をつけてみたりはすれど、すぐに燃え尽きてしまう日々。

自分だけ何も創作活動をやっていない焦燥感。

完璧主義をこじらせハードルばかり高くなっていく辛さ。

もう昔みたいに創作活動はできないんだろうなぁ……と悩み続けてきた日々。

創作活動をしていない自分に価値はないんだろうなぁ……と思う毎日。

 

結局のところ、こうやって悩んでるってことは「創作活動をやりたい」と心の底で思っている。ということなんだよね。

気が付けば「あのキャラを立体で作りたい」「こんなストーリーは面白そうだ」と頭の中で空想を広げているのは変わらないわけだし。

友達と会って話しているときも自然と「こういうものを作りたいんだよね」と出てくる。

 

頭の中で、夏海まなつが語りかける。

「今、いちばんやりたい事は何?」

 

2022年は、自分のやりたいことをやっていける一年にしよう。

【遊戯王】アロマージデッキ覚え書き。【ローズマリーをすこれ】

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今年に入って少しづつ情勢が落ち着いてきて、それなりの頻度で友達と会ってデュエルする機会が増えた。

で、その度に使っては更新を繰り返し続けてるのが【アロマージ】デッキ。

 

《ギガプラント》が出たあたりから使い続けているくらいには植物族そのものに思い入れがあるのと、《アロマセラフィ-ローズマリー》が遊戯王の女の子キャラでトップレベルで好きなので、彼女を活躍させてやりたいと使っている。

 

とはいえアロマージで環境デッキに勝てるか?と聞かれると言葉に詰まってしまうテーマであるのも事実。

今年の3月ごろ、久しぶりのデュエルで【アロマージ】デッキを使って、ホント何も出来ず負けてしまったのが悔しくて、本腰入れて強いデッキにしようと決意。

しかし、登場から年数経っているマイナーなテーマなため組んでいる人が少なく、参考にできるデッキレシピや戦術もあまり見当たらない。よってほぼ手探りの状態で構築と戦術を煮詰めていかなければならない……

 

半年くらいかけて対戦と再構築を繰り返して、カジュアル環境で安定して勝てるようになってきたので、その変遷をまとめてみます。

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トロプリ映画の感想とか、シャンティア王国の考察とか。

映画「トロピカルージュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!」観て来ました。

 

トロプリにどっぷりハマっているのは言うまでもなく、プリキュアシリーズの中でも特に好きな「ハートキャッチプリキュア!」が共演すると聞いてしまった以上観に行く選択肢しかなかった。

 

映画の内容だけれど、もう最の高。

 

まず、ハトプリの変身シーンと名乗りでボロ泣きでしたね……ハトプリを見たのが放送から2年くらいたった後なので、「映画館でハトプリの変身や名乗りを見られることはないだろうな」と思っていたのだけど……まさか9年越しに映画で観られるとは。

 

しかも嬉しい事に、登場プリキュア全員一人ずつフルバンクという嬉しい仕様。

自分の知る限り、映画での変身シーンはメンバー全員がひとまとめになった汎用バンクが流れるのが常で、一人一人の変身シーンを映画館で観られるとは夢にも思っていなかったわけで。

 

その試みを大好きなトロプリとハトプリでやってくれただけでもう感激ですよ。変身シーンの為だけに映画館に足運んでもいいレベル。

 

以下、ネタバレ込みで感想を綴っていきます。

 

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デュエリストと思った相手が宗教勧誘だった件。

実在するんですね。遊戯王やってると語りながら宗教勧誘してくる人。

振り返ると『うわめっちゃ危ない橋渡っとるやん』という感じだったので自戒込めて書き残しておきます。

 

ことの始まりは二週間前。カード屋で30円ストレージを見てた時の事。

「もしかして○○さん?」と『彼』に声を掛けられる。

自分の容姿や身に着けていたリリカルなのはのバッグから友達だと判断して声を掛けてきたと『彼』は言った。

それから遊戯王の話になり、世代の話とか、使ってるデッキの話などし、「今度デュエルしましょう」と約束し、LINEを交換。

うっすら「もしかして宗教?」とも思ってはいたものの、『彼』のフレンドリーな姿勢で警戒心が下がっていたんだろうなぁ。

 

そして今日。先述したカード屋で偶然にもその『彼』と遭遇。前回『彼』は一人だったのだけど、今回は連れと二人組。

「時間あります?」と声を掛けられ、特に用もなかったので了承。

カード屋を出て、ぶらぶらとしゃべりながら街中を闊歩。

最初は遊戯王の話題、先週出た新作の話で盛り上がってたのだけれど。

だんだん「お仕事は?」「出身地は?」等、こちらのプライベートにまつまる話にシフトしていった。

 

そして、「なんとか(聞き覚えのない単語)ってご存知ですか?」と出た。

 

この瞬間「宗教だったか」とようやく察する。

自分の警戒心がガバガバなのだったのもあるんだろうけど。

今思い返すと、こちらの話に対して共感してきたり、こちらをヨイショしてくる感じの言葉が多かったので、相手の警戒心を下げる話術とか教え込まれてるのかもしれない。

 

そして、あれよあれよという間にある民家の前に到着。

「15分ほどだから」と上がるように促される。

ここまで来てしまった手前、不自然に理由着けて断ることもできず、下手に反論して揉め事になるよりは……と思い、警戒しながらも民家へとお邪魔することに。

いやあ、今思うと危ない橋渡りましたね……

 

立派なご神体のある部屋に通され、正座。

数珠と有難いお経が書かれた冊子を渡される。

ご神体に向けてご挨拶をする流れになったのだが、その前に「住所と電話番号を教えてくれ」と。ご神体に隠し事は云々かんぬんとか理由つけられて。

それまでの会話で住んでる地域とか話してしまったことを後悔しつつ、番地などをデタラメな数字に置き換え、伝える。バレたらどうしようかと内心ヒヤヒヤしながら。

 

そっから15分くらい、ご神体の前でお経を唱える『彼ら』。

正座して無心(なにもかんがえていない)でお経を真似して唱えてながらお付き合いしました。なんという虚無。

 

運が良かったのか、荒波たてずに付き合ったのが幸いしたか「このお経を毎日朝晩やりましょう」と言われただけで終了。

何かにサインする事も、壺を買わされるようなこともなく、謎の数珠と謎の冊子を持たされて民家を後にした。建物を出た時のホッとした感は異常。

 

その後、地元の駅まで歩きながら『彼』はとても饒舌に宗教のすばらしさについて語ってくれました。

死んだあと遺体が白くなる人と黒くなる人がいるらしい。

 

駅で別れ、「何事もなくてよかった~~~~~~~~~」と安心し、帰宅。

もらったチラシを見て『顕正会』の文字を見つけ肝を冷やすのであった。完。

 

いやぁ、話には聞いていたんだけど、本当にいるんですね。

騙された!とかそういう怒りは湧かないし、何を信じるかなんて人それぞれ好きにしたらいい。

後に残ったのは「勉強になったなー」という思いと、哀しさと憤り。

 

哀しかったのは、遊戯王をはじめカードゲームをダシにして勧誘する人が本当にいるという事実。

普段、限られた友達同士としかデュエルしていないので、別のデュエリスト仲間ができるかも、と思って嬉しくなったのは事実。

今日カード屋に行ったのも、『彼』とのデュエルで使おうと思ったデッキに必要なカードを買う必要があったからなんだよね。それがまさかこんな形で裏切られるとは、ね。

 

憤りを覚えたのは、自分の生きてきた時間を否定されたこと。

虚無のお経が終わった後、これを毎日朝晩、10年以上やり続けていると言っていた『彼ら』。

へーすごいなーと思いながら聞いていたのだけど。

「10年なんてあっという間ですよ。貴方は10年前何していました?それから今日まであっという間だったでしょう?」

「なんなら生まれてから今までの人生なんて、あっという間に過ぎてしまいましたよね」

 

その言葉に内心、凄い憤りを感じたんですよね。

人間関係で苦しみ、鬱で病み、創作活動で悩んできた人生を「あっという間」の一言で片づける権利が、お前にあるのか、と。

逆に自分でもこの憤りには驚いた。

毎日のように「自分の人生なんて意味なんてなかった」と思い込んでいたのに、いざこういう場になった時、このような感情が湧き出てくるのだから。

 

正直、この思いに気付けただけでも今日の出来事は有意義だった。

まあ、『彼ら』と二度と交流したくはないけれど。

 

明日はトロプリ映画の感想書こう。

エクソシスターのあれやこれやと。

相も変わらず創作やらなきゃって意欲というか呪いと、何やっても無意味という呪いの狭間でヘラっておりますがなんとか生きてます。(定型文)

本当にもう最近、遊戯王の新作とトロプリだけが生きがい……

 

とりあえず今週末は遊戯王の新弾、『グランドクリエイターズ』、ひいては【エクソシスター】が楽しみなわけで。

はい、また金髪少女の剣士が主役のテーマですよっと。

 

モンスター1体からエクシーズ召喚という、あの【十二獣】を彷彿させるテーマ。

【十二獣】は1枚からやりたい放題しすぎたから、今回は2枚ペアを基本にするエクシーズ召喚テーマを作ろう、という上で「2人一組、女の子同士のペア」を念頭に置いた【エクソシスター】のデッキテーマは素晴らしいの一言ですよ。

いや逆かもしんないけど。女の子同士のカップリングが活躍するデッキテーマ作ろうぜ!からこの動きが生まれたのかも。卵が先かニワトリが先か。

 

【エクソシスター】の神髄は相手が墓地のカードに触れたとき、つまり悪霊が墓地から現れた時にエクシーズ召喚を行い、エクソシストとしての本領を発揮する―というもの。

現代の遊戯王で墓地に触らないデッキはほぼ存在しないため、もしかしたら環境デッキにメタを張れる一角になるレベルかも?とかなんとか。

 

とはいえ、全く墓地に触らないデッキに存在しないわけでもなく、そういうデッキ相手だとやや厳しいかな?という印象も。

さっき墓地に触らないデッキはほぼいないと言ったばかりだけど、よくデュエルする友達が墓地にほとんど触らないデッキ(しかも強い)を結構使うんだよねー。

 

 

良くも悪くも相手次第、というのが現状の【エクソシスター】なんだけど、まだ情報が伏せられている最後の1枚でどう転ぶかなー。

かつて【ドレミコード】が最強カード《ドレミコード・エレガンス》を最後の最後まで伏せていた時みたいに期待してもいいのでしょうかねぇ。

 

未公開カードの効果も気になるけれど、イラストのシチュエーションも気になる。

判明してるカードリストの欠番から察すると未判明は魔法カードだろうから、ストーリー的な一幕、もしくはエクソシスターという集団の在り方を示唆する情景を描いた1枚を期待してしまう。

 

果たしてエクソシスターとはどういう集団なのか?

エリスとステラ、イレーヌとソフィアの4人はいかなる理念で動いているのか?

彼女らはどこかの国や宗教団体に所属していて、与えられた指令を実行するエクソシスト達なのか?

近代的な武装を持っている彼女らの姿や、背景に映るビル群から推測すると割と現代に近い世界が舞台っぽい?

必ず二人一組でいる事と、エクソシスターとしての能力は関係はあるのだろうか?

ミカエリスは目元に傷がついてるけど、変身前のエリスや、エリスの描かれた《エクソシスター・アーメント》では傷が確認できない。戦闘で付けられた傷?それとも力を宿す聖痕みたいなもの?

エリスとステラが揃って星型の髪飾りを付けてるの良いな?

等々……

【エクソシスター】のカード群が公開されて以来、効果やデッキ構築より、エクソシスターの背景設定や彼女らが歩んできたストーリーの妄想が止まらなくなっているのであった。

 

いやホントコレ、短編小説にでもまとめた方が良いんじゃないですかね。

遊戯王の二次創作で、ストーリーが練られた漫画や小説等の作品って遊戯をはじめとしたデュエリスト達のエピソードや、オリジナルのデュエリストを主人公に据えたストーリーが多数を占めていて、カードに登場するキャラクター達に焦点を当てた作品って稀なんですよね……

誰も書かないなら自分で書くしか、という。

 

久しぶりに、本当に久しぶりに創作意欲が沸いた気がする。まずはプロットだけでも書いてみますか。

【遊戯王】イビルツインから見る、閃刀姫と六花の世界観。

誰だよ、YUDTが交流会ってのたまった奴は。ガチガチの戦場だったよ……

 

先日行われたYUDTにて、選ばれたデュエリスト達がガチデッキを手に勝ちに来ている中、中堅テーマの【ドレミコード】を携えてふらふらと戦場へ足を踏み入れた間の抜けたお人は誰でしょう…そう、私です。 

結果は2戦続けて【ヌメロン】【時戒神】による後攻1ターンキルの餌食となったものの、3回戦で環境デッキの【ドラゴンメイド】に勝利できたので良しとしましょう。

気が向いたら詳細レポ残そう。

 

YUDTも無事に終わり、今週末にはいよいよ新パック『BURST OF DESTINY』が発売。

気になるカードは幾つかあれど、やっぱり『白の聖女エクレシア』は抑えておきたいよなぁ。

 

さて今日の話題は新カードの1枚『Evil★Twin’s トラブル・サニー』。

 『Live☆Twin トラブルサン』で姿を見せていた謎の金髪少女が本格参戦という事で話題になっている1枚。

カードテキストも強力かつ、

「イビルツインの良いとこ取りをしつつ、厄介ごとは彼女らに押し付ける」というトラブル・サニーのフレーバーとしても面白いものになっている。

 

今回注目したいのは、ちょっと見切れているけど『トラブル・サニー』の左下あたりに映っているコスプレをした『キスキル』。

公式Twitterで公開された設定資料により、これが「『六花精スノードロップ』と『六花精ヘレボラス』のコスプレをした『キスキル』と『リィラ』」であると判明。

『六花絢爛』のイラストを再現した構図なのだけど……これを見てふと思った。

 

「『イビルツイン』達の世界における『六花』の立ち位置って一体どうなってるんだ?」

 

『Live☆Twin トラブルサン』でも『キスキル』達は『閃刀姫』のコスプレを披露しており、当時から同じ疑問を抱いていたのだけど、今回の『トラブル・サニー』で新たに別テーマのコスプレを披露したのをきっかけに少し考えてみた。

 

大人気ストリーマーである『キスキル』達が話題作りでコスプレをするくらいなのだから、この世界における『閃刀姫』と『六花』は、一般に広く認知された存在であると見て間違いないだろう。

 

『閃刀姫-レイ』は「強大な列強国に対抗するため開発された『閃刀機』を託された少女」である。

『レイ』の所属している国が、彼女を英雄として祭り上げている可能性は高い。それによって『レイ』が市民から愛される偶像となっているのなら、話題作りのコスプレ対象として選ばれても不思議はないと思う。

 

けど、ここで疑問が1つ残る。

 『Live☆Twin トラブルサン』のイラストでは、『キスキル』が『閃刀姫-レイ』の、『リィラ』が『閃刀姫-ロゼ』のコスプレをしている。

『ロゼ』は『レイ』の敵に当たる国に所属している閃刀姫。

……戦争状態にある両国の、戦いの中心である2人の『閃刀姫』を面白半分にネタにするのは、色々とマズいんじゃないか?と思ってしまう。

まあ、キスキルとリィラのキャラクター性を考えるとあんまり気にしなさそうではある。

個人的には、『Live☆Twin トラブルサン』の時点で両国の戦争は終結しており、『レイ』と『ロゼ』も和解しているものである……という話を期待しておきたいところだけど。

『閃刀姫』も『ロゼ』が出た辺りで新規カードが途絶えてるからなぁ……そろそろ謎のX-001をお披露目して欲しいところである。

 

けど、『六花』はどうなんだろう?

見た目は女性の姿だけど、浮世離れした風貌に加え、さらには各『六花』の名称に『精』『聖』と付いていることから、精霊的な存在であると思われる。『六花のひとひら』は見たまんま妖精だしね。

『六花』の姿を見た人々の言伝から、超常的な現象として広く認知されていて、その美しい姿ゆえに信仰者も多い……とか?

とはいえ『六花』は登場から1年ほど過ぎた現在も追加カードが少なく、世界観を読み解くヒントがあまり存在していないのでなんとも言えないのだけど……(六花の新規ください)

 

こうして整理してみて『閃刀姫』も『六花』も、市民に広く認知され、愛される対象になり得る理由は見つかった。

細かい点は不明瞭だけど、一見バラバラな世界観を持つ『イビルツイン』『閃刀姫』『六花』の各テーマが、同じ世界観を共有していても不思議ではないなと。

 

……逆にそれぞれが並行世界であるっていうのも面白そうだけどね。

『イビルツイン』の世界において『閃刀姫』の話も『六花』の存在も全て、作り話の存在である可能性も捨てきれないし。

『閃刀姫』が戦争を描いた人気ドラマであるとか、『六花』が映像美を追求して作られた映画のキャラクターであるとか。

けど、それらの世界が全て、並行世界で起こっている現実だとしたら……?

その並行世界がある時一斉に交わったとしたら……?

 

ってコレ、「レクリエイターズ」じゃん!

 

そんな感じにオチが付いたところでここまでにします。

コナミさん、イビルツインも良いけど閃刀姫と六花の新規も待ってますよ!